PI、上期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額、配当も0.5円増額

配信元:株探
投稿:2022/10/25 16:00
 プレステージ・インターナショナル <4290> [東証P] が10月25日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の34億円→40.3億円(前年同期は31.3億円)に18.8%上方修正し、増益率が8.4%増→28.8%増に拡大し、従来の4期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の76億円→81.5億円(前期は71.5億円)に7.2%上方修正し、増益率が6.3%増→14.0%増に拡大し、従来の10期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 同時に、今期の上期配当を従来計画の4.5円→5円(前年同期は4円)に増額し、年間配当は10円になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当連結会計期間については、新型コロナウイルス感染防止対策に伴う地方自治体を中心したワクチン接種に関する受託業務が当年9月末までにすべて終了することを前提としておりましたが、政府の方針に沿って第4回目のワクチン接種実施が決定し、カスタマー事業においてワクチン接種に関する受託業務の継続及びその他取引先の新たな業務アウトソースの需要も高まったことで、既存の業務受託量に加えて計画外の新規業務受託量が増加しました。 また、当社グループにて金融保証事業を運営する株式会社イントラストにおいても当初計画を上回って推移いたしました。 下期については、記録的な円安、急激な物価上昇など不透明な要素もあるものの、カスタマー事業の業務受託量の拡大、取引先との契約期間延長により第3四半期以降も需要が継続するなど、想定を上回る業績への寄与が見込まれることから、前回公表した2023年3月期第2四半期及び通期連結業績予想を上方修正いたします。

  当社は株主の皆様に対しての利益還元を経営の重要な課題の一つとして位置付けております。配当につきましては、今後の事業計画や事業規模の拡大に向けた内部留保資金の充実を勘案しつつ、各期の連結ベースの利益水準およびキャッシュ・フローの状況を勘案し、継続的かつ安定的に実施することを基本方針としております。また、2021年5月に公表いたしました2022年3月期からの中期経営計画において、総株主還元として「総還元性向30%以上」を目標として掲げており、基本方針に則った利益還元策を決定することとしております。  このような基本方針の下、2023年3月期中間の配当予想につきましては、第2四半期末までの業績が計画に対して上回ったこと、ならびに2023年3月期の通期業績予想を勘案し、当年5月13日に公表した中間配当予想から0.5円増額し、1株につき5.0円に修正することといたしました。これにより2023年3月期の年間配当金予想は1株につき10円となります。(注)本資料に記載されている業績予想等に関する記述は、公表日現在において当社が入手可能な資料に基づき作成されたものであり、その達成を当社として約束するものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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