石塚硝が後場マイナスに転じる、23年3月期最終損益及び配当予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/10/24 13:29
 石塚硝子<5204.T>が後場マイナスに転じている。午後1時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、最終損益を2億円の黒字から10億円の赤字(前期22億5400万円の黒字)へ下方修正し、あわせて期末一括配当予想を40円から30円へ引き下げたことが嫌気されている。

 急激な円安進行に伴う為替差益の計上を見込む一方、上期においてガラスびん事業の生産拠点である姫路工場の生産停止に伴う工場閉鎖関連損失を特別損失として計上したことが要因としている。なお、会計基準の変更に伴い売上高の対前年増減率はないものの、売上高は560億円、営業利益は10億円(前期比61.7%減)の従来見通しを据え置いている。

 同時に発表した第2四半期累計(3月21日~9月20日)決算は、売上高294億1300万円、営業利益15億6300万円(前年同期比22.8%減)、最終利益1億2600万円(同93.4%減)だった。エネルギー価格をはじめとする諸資材価格が高騰したことが響いた。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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