東京製鉄は3日続落、23年3月期は一転最終増益見通しもコンセンサス下回る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/10/24 09:53
 東京製鐵<5423.T>は3日続落。一時3%を超す下げとなった。前週末21日取引終了後、23年3月期の第2四半期累計(4~9月)の決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。売上高は3960億円から前期比38.4%増の3750億円に引き下げた一方、最終利益は315億円から前期比微増の320億円に上方修正した。あわせて年間配当予想の増額と、自社株買いを発表したものの、修正後の最終利益予想は、390億円前後とみられていた市場のコンセンサスを下回り、これが嫌気されたようだ。

 引き続き堅調に推移する見込みの鋼材需要など、足もとの事業環境を反映し、今期の最終利益は減益予想から一転、増益となる見通し。また同社は年間配当予想について、これまでの30円から10円増額し、前期比15円増配の40円とした。同時に総数280万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.47%)、総額35億円を上限とする自社株買いの実施も発表。取得期間は24日から23年3月31日までとする。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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