<動意株・7日>(前引け)=エノモト、JHD、太洋工業

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/10/07 11:37
<動意株・7日>(前引け)=エノモト、JHD、太洋工業  エノモト<6928.T>=急動意。マドを開けて一気に浮上し、大底圏から25日・75日移動平均線をまとめて上抜く人気となった。半導体リードフレームやコネクタなど電子デバイスを手掛けるが業績は20年3月期以降、増収2ケタ増益を続けている。直近では6日付でSBI証券が投資判断を「買い」とし、目標株価3150円で新規カバレッジを行っており、これが材料視されて投資資金を呼び込む形となった。SBI証券では放熱性の高いパワー半導体用リードフレームの成長性を評価している。なお、PER6倍台、PBR0.5倍台、配当利回り3.8%台と株価指標面からも割安感が際立つ。

 ジェイホールディングス<2721.T>=急伸。一時22.3%高の324円まで一気に駆け上がる場面があった。6日取引終了後、26年12月期までの今後4カ年を対象とする中期経営計画を策定したことを発表した。それによると、中期経営計画の最終年度である26年12月期には売上高20億円(前期実績は1億1600万円)、営業利益4億円(同1億2900万円の赤字)、ROE8%の達成を目標に掲げており、これがインパクトのある株価材料として投資資金を呼び込む格好となっている。

 太洋工業<6663.T>=ストップ高。同社はフレキシブルプリント配線板(FPC)メーカーで多品種少量生産に強みを持つ。6日取引終了後、米国医療機器市場でのFPCの販路を新たに開拓したことを発表した。シリコンバレーに本拠を置く医療機器関連コンサルティング会社である米エムラヴィ社を通じ、米国の医療機器メーカー向けにFPCの販路を確立することに成功、今後は量産受注も見据えシェア拡大に向け期待が高まる状況となった。これを材料視する買いが集中している。同社株は9月27日にストップ高に買われる人気となったが、その後は急反落となり株価はほぼ往って来いの状態となっていた。ただ、短期間の乱高下で上値にシコリもみられないことから、値動きの軽さに着目した短期資金の再攻勢を誘う形となっている。

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出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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