日本株、米国株ともに大きく反発しました。
日本株は相場の雰囲気が変わったのでしょうか・・・?
10月相場の展望を皆さまにお伝えいたします。
3日に発表された9月のISM製造業景況感指数が予想を下回ったことで、米国景気が減速しインフレ率が低下するのではないかとの期待感から、米国長金利が3.5%台まで低下、米国株も大幅高となりました。
今の米国株の焦点が「インフレ」ですので、金利が下がったことで一気に株高となったわけですが、それよりもむしろ9月に株式市場が大きく下落した反動で、先物を売っていた投資家が一気に手仕舞いしたのではないかと考えています。
つまり今回のリバウンドは一時的に過ぎず、数日上がった後にまた再度下落トレンド入りといった流れが可能性としては高いと考えているのです。
目先10月下旬の決算発表シーズンまでは特段大きな材料も見当たらず、経済指標に振り回される展開となりそうです。
特に今週金曜日には9月の雇用統計発表が控えています。ここで予想を上回る強い数字が出ると週明けに株価急落もありそうです。
システムトレード的にも4日の上げを受けて手仕舞いのシグナルが出ています。今のリバウンドは戻り売りの好機で、中期的なトレンドの転換ではなさそうです。
過度に楽観視せず引き続き気を引き締めてトレードしていきましょう!
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