2つの重要な点とは・・・
日本株の下落が止まりません。
日経平均株価は連休明けの26日に約700円下落し、22年7月の安値ゾーンにまで低下しています。
この水準を抜けると日経平均株価は・・・
6月の安値 25520円を目指す展開となりそうです。
ここまで下がるとそろそろリバウンドを狙いたくなるところですがまだ早そうです。
というのも、今の下げは7月中旬から8月中旬にかけて上がった反動に過ぎず、まだ株価下落の底打ちのシグナルが出ていないからです。
25日移動平均線から25%以上マイナスに乖離している銘柄数も【8銘柄】となっており、底打ちの目安である【50銘柄】までには達していない状況です。
9月下旬は機関投資家の売りが出やすい時期であることを考えると、底打ちのタイミングはもう少し先だと考えています。
ただ、そろそろ底打ちのタイミングで買うべき銘柄を決めておく必要はあるでしょう。
株式市場全体が暴落している状況では、優良な銘柄もそうでない銘柄もほぼ一律に売られます。株価底打ちのタイミングで優良銘柄をうまく仕込めれば大きな利益につながるでしょう。
システムトレードにおいても逆張りのチャンスです。ただこれだけは注意しておいてください。逆張り投資家の多くは・・・
「コツコツドカン」になるということです。
経験上、逆張りの勝率は高く、期待できるリターンも大きいです。システムトレーダーの間でも、特に人気の手法の1つです。
しかし、逆張りには「コツコツドカン」になりやすいという弱点があります。コツコツドカンとは、「コツコツ勝って、ドカンと負ける」という意味です。
逆張りの経験が足りない人は、せっかくコツコツ勝って利益を積み上げても、ドカンと負けて吹き飛ばしてしまうのです。特に彼らは、株を買うタイミングとペースが早すぎるせいで、利益を吹き飛ばしがちです。
逆張りで勝つには、底打ちが近いといえる「信頼できるタイミング」を知っておく必要があります。
同時に、買うのが早すぎて暴落に巻き込まれた場合も考えて、明らかな大底がくるまで資金を切らさない、かといって小さなチャンスを逃さないくらいの、「ちょうど良いペース」で株を買い増していく必要があります。
つまり、「タイミングの見極め」と「ペース配分」が命ということです。この2つさえうまくできれば、逆張りで利益を出せます。
暴落時の逆張り戦略は一気に全資金で買い付けするのではなくペース配分も大切です。
「コツコツドカン」にならないようしっかりと注意してトレードするようにして下さいね。
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