中国電が年初来安値更新、国内大手証券が投資評価を引き下げ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/09/26 14:40
 中国電力<9504.T>が3日続落し年初来安値を更新している。SMBC日興証券が22日付で投資評価を「2」から「3」とし、目標株価を870円から670円へ引き下げたことが弱材料視されているようだ。

 9月13日に未定としていた23年3月期の業績予想及び配当予想を発表。経常損益は1860億円の赤字、配当は中間・期末ともに無配とした。同時に全面値上げの検討に着手したことも発表したことで、同証券では24年3月期以降の業績V字回復の確度は高まったと見ているが、一方でBSの改善や自由化による競争影響が懸念であり、配当の回復ペースは緩やかなものと予想。株価は23年3月期や25年3月期配当で見た場合、電力業界内では割高感があるとしている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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