1998年8月以来およそ24年ぶりの円安水準
米国長期金利、為替に大きな変化が出てきました。米国長期金利は3.3%台まで上昇、為替も1ドル144円台まで突入し、金利高、円安トレンドが明確になってきています。
この流れですがもうしばらく続く可能性が高そうです。というのもこういった動きになる背景としては、【米国のインフレが続き、インフレ抑制のために金利を引き上げる】といった流れがあり、少なくとも米国においてインフレが収まりつつある経済指標が出てこないと止まらないでしょう。
このように考えると今の米国長期金利上昇、円安という流れはまだしばらく続きそうです。そうなってくるとやはり株式市場からの資金流出も止まらないかもしれません。
株価は日米ともにテクニカル指標では売られ過ぎの水準まで来ていますが、今の情勢では短期のリバウンド資金が入ってくることはあっても、長期投資を目的とした資金は入りづらいです。
このように今の株式市場は日米ともに売られ過ぎではあります。ただ、安易にリバウンドを狙うのは危険です。狙うとしても超短期のリバウンド狙いにしておくのが無難でしょう。今は次の急落に備えしっかり現金比率を高めておいてください。
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