タスキ、今期経常を10％上方修正・最高益予想を上乗せ

　タスキ <2987> [東証Ｇ] が9月6日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の14.1億円→15.5億円(前期は11.1億円)に9.9％上方修正し、増益率が26.8％増→39.4％増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常利益も従来予想の7.7億円→9.1億円(前年同期は7億円)に18.0％増額し、増益率が10.8％増→30.7％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年９月５日に「販売用不動産（IoTレジデンス）の売却に関するお知らせ」にて開示いたしましたとおり、来期（2023年９月期）に売却を見込んでいた大型プロジェクトの売却が早期に成約となり、当期（2022年９月期）に計上されることとなりました。その一方、当期の売却を予定しておりました一部のプロジェクトについて、売却時期が来期に変更となった結果、売上高は前回発表予想をやや下回る見込みです。　利益面におきましては、当社は利益率を重視したマネジメントを行っており、第３四半期以降に売却したプロジェクトの利益率が想定を上回ったほか、社内ＤＸの領域拡大等による効率的な事業活動の結果、順調に推移し、通期の営業利益、経常利益、当期純利益が前回発表予想を上回る見込みとなり、業績予想を上方修正することといたしました。※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提条件に基づいており、実際の業績等は様々な要因により、大きく異なる可能性があります。