<注目銘柄>=ソラスト、3本柱がそろって順調
ソラスト<6197.T>は、6月17日につけた年初来安値630円を底に反発基調にあるが、昨年10月以降の下落に対する戻りは3分の1にも満たず、戻りを試す展開の継続が期待できる。
同社は、医療事務をはじめとする医療関連受託事業と在宅介護分野を中心とした介護事業、保育所の運営を行うこども事業が3本柱。8月10日に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、営業利益は14億8300万円(前年同期比7.7%減)と減益となった。介護職員・保育士などの処遇改善支援補助金事業に基づく処遇改善費用の計上やスマートホスピタル事業への先行投資などが主な要因で、売上高は医療関連受託、介護及びこどもの各事業が堅調に推移し、前年同期比10.2%増の320億5900万円だった。
特に、第1四半期では、介護事業のデイサービスの利用控え傾向の底打ちがみられたことや、医療関連受託事業でPCR検査業務受託などの特需が継続していることが貢献。コロナ特需は今後影響は薄れることが予想されるが、病院の効率化ニーズを背景に医療関連受託事業は今後も需要増加が見込まれるほか、デイサービスの利用者増加基調も続きそう。こども事業では、前期に取得した子会社3社の通年寄与もあり、業績を押し上げる。
23年3月期は、人員配置最適化などによる収益性向上効果もあり、営業利益67億8000万円(前期比7.3%増)を見込む。来期については、調査機関のなかには77億円弱を見込むところもあり、増益基調継続が期待されている。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、医療事務をはじめとする医療関連受託事業と在宅介護分野を中心とした介護事業、保育所の運営を行うこども事業が3本柱。8月10日に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、営業利益は14億8300万円(前年同期比7.7%減)と減益となった。介護職員・保育士などの処遇改善支援補助金事業に基づく処遇改善費用の計上やスマートホスピタル事業への先行投資などが主な要因で、売上高は医療関連受託、介護及びこどもの各事業が堅調に推移し、前年同期比10.2%増の320億5900万円だった。
特に、第1四半期では、介護事業のデイサービスの利用控え傾向の底打ちがみられたことや、医療関連受託事業でPCR検査業務受託などの特需が継続していることが貢献。コロナ特需は今後影響は薄れることが予想されるが、病院の効率化ニーズを背景に医療関連受託事業は今後も需要増加が見込まれるほか、デイサービスの利用者増加基調も続きそう。こども事業では、前期に取得した子会社3社の通年寄与もあり、業績を押し上げる。
23年3月期は、人員配置最適化などによる収益性向上効果もあり、営業利益67億8000万円(前期比7.3%増)を見込む。来期については、調査機関のなかには77億円弱を見込むところもあり、増益基調継続が期待されている。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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