ウエルシアとサントリーが協働し「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始

配信元:PR TIMES
投稿:2022/08/16 14:51
近畿地域と東海地域の一部を含む310店舗を対象にペットボトル「資源」の循環を促進

サントリー食品インターナショナル株式会社は、ウエルシアホールディングス株式会社グループ企業のウエルシア薬局株式会社(以下、ウエルシア)と、協栄産業株式会社と協働し、ウエルシアの近畿地域と東海地域の一部を含む310店舗を対象に、店頭で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を本年11月より開始します。三重県内の29店舗で先行開始し、順次拡大していく予定です。



サントリー食品インターナショナル株式会社は、ウエルシアホールディングス株式会社グループ企業のウエルシア薬局株式会社(以下、ウエルシア)と、協栄産業株式会社と協働し、ウエルシアの近畿地域と東海地域の一部を含む310店舗を対象に、店頭で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を本年11月より開始します。三重県内の29店舗で先行開始し、順次拡大していく予定です。
※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと

サントリーグループは「人と自然と響きあう」という使命を掲げ、ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。
ウエルシアは、プラスチック資源循環社会を進めるため2020年9月より栃木県内店舗店頭でペットボトルの店頭回収の実証実験をスタートし、2021年6月より本格的に栃木県全域、茨城県の一部で順次「ボトルtoボトル」水平リサイクルの取り組みを実施してきました。今回、「ペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の思いが一致し、このたびの取り組みに至りました。

ウエルシアの対象店舗で回収した使用済みペットボトルを、飲料用ペットボトル容器として再生・使用することで、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現していきます。

〈ウエルシア薬局株式会社〉
ウエルシア薬局(株)は、ウエルシアホールディングスの事業会社として、国内に10社と海外1社を運営しており、国内44都府県に2,493店とシンガポールに12店舗、総店舗数は2,505店舗を展開しているドラッグストアチェーンです。(2020年8月末)

〈協栄産業株式会社〉
本社、栃木県小山市。合成樹脂の再生・加工・販売を行うリサイクル原料メーカー。1986年からペットボトルリサイクルを手掛け、グループ全体で年間8万トンの再生PET樹脂を製造しています。2011年、サントリーグループと共同で使用済みペットボトルからペットボトルを再生する「メカニカルリサイクルシステム」を日本で初めて開発するなど、ペットボトルリサイクルのパイオニアとして「ボトルtoボトル」水平リサイクルを推進しています。

サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。

2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を推進していきます。

※2 メカニカルリサイクルとして
※3 協栄産業(株)など4社で共同開発

▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリー食品インターナショナルホームページ http://suntory.jp/sbf/

                                          以上
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