極東貿易<8093>は10日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.4%増の93.75億円、営業損失が0.02億円(前年同期は0.11億円の利益)、経常利益が同19.8%増の2.58億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同30.4%増の1.47億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2021年3月31日)等を前第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、売上高及び利益に大きな影響が生じるため2022年3月期第1四半期の対前年同四半期増減率の記載はない。
産業設備関連部門の売上高は21.35億円(前年同期比7.19億円減)、セグメント損失は2.08億円(同0.16億円減)となった。海外プラント向け重電事業が昨年度に引き続き好調に推移したが、ロシアEVバス向けリチウムイオン電池事業がウクライナ問題の影響を受け大きく落ち込んだことに加え、自動車業界向け検査装置事業の受注が伸び悩んだ。
産業素材関連部門の売上高は29.89億円(前年同期比6.56億円増)、セグメント利益は0.44億円(同0.23億円増)となった。新型コロナウイルスの世界的感染拡大により国内外ともに大きく落ち込んだ自動車業界向け樹脂・塗料事業は、北米および国内向けにおいて持ち直しが見られた。
機械部品関連部門の売上高は42.50億円(前年同期比2.84億円増)、セグメント利益は1.61億円(同0.22億円減)となった。建設機械向けや産業機械向けが引き続き好調に推移したが、ばね関連事業の落ち込みに加え、新型コロナウイルスにより停滞していた営業活動を再開し、積極的に展開したことから販売費及び一般管理費が増加した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.8%増の420.00億円、営業利益が同18.5%増の9.00億円、経常利益が同0.3%増の13.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.9%増の10.00億円とする期初計画を据え置いている。
<EY>
産業設備関連部門の売上高は21.35億円(前年同期比7.19億円減)、セグメント損失は2.08億円(同0.16億円減)となった。海外プラント向け重電事業が昨年度に引き続き好調に推移したが、ロシアEVバス向けリチウムイオン電池事業がウクライナ問題の影響を受け大きく落ち込んだことに加え、自動車業界向け検査装置事業の受注が伸び悩んだ。
産業素材関連部門の売上高は29.89億円(前年同期比6.56億円増)、セグメント利益は0.44億円(同0.23億円増)となった。新型コロナウイルスの世界的感染拡大により国内外ともに大きく落ち込んだ自動車業界向け樹脂・塗料事業は、北米および国内向けにおいて持ち直しが見られた。
機械部品関連部門の売上高は42.50億円(前年同期比2.84億円増)、セグメント利益は1.61億円(同0.22億円減)となった。建設機械向けや産業機械向けが引き続き好調に推移したが、ばね関連事業の落ち込みに加え、新型コロナウイルスにより停滞していた営業活動を再開し、積極的に展開したことから販売費及び一般管理費が増加した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.8%増の420.00億円、営業利益が同18.5%増の9.00億円、経常利益が同0.3%増の13.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.9%増の10.00億円とする期初計画を据え置いている。
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