フルキャスト、今期経常を15％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も9円増額

　フルキャストホールディングス <4848> [東証Ｐ] が8月12日大引け後(15:05)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比36.8％増の49億円に拡大し、従来予想の40.2億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の80.3億円→92.6億円(前期は76.2億円)に15.3％上方修正し、増益率が5.3％増→21.5％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比7.9％増の43.5億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の46円→55円(前期は44円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比19.2％増の24.1億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の15.5％→15.4％に低下した。

株探ニュース