インテM、今期経常を一転85%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2022/08/12 15:00
 インティメート・マージャー <7072> [東証G] が8月12日大引け後(15:00)に決算を発表。22年9月期第3四半期累計(21年10月-22年6月)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の6400万円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の2800万円→7200万円(前期は3900万円)に2.6倍上方修正し、一転して84.6%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1400万円の赤字→3000万円の黒字(前年同期は1900万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、57.9%増益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常損益は2200万円の黒字(前年同期は100万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-0.2%→3.1%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  前回予想において、新型コロナウイルス感染症拡大による特定業種における広告予算抑制の影響を見込んでおりましたが、ワクチンの接種が普及するとともに、ウイズコロナへの生活様式の移行が進んだことで段階的に社会活動が再開され、エンターテインメント業等を中心としてマーケティング支援売上の顧客単価が予想以上の回復を見せることとなりました。 また、2022年4月の改正個人情報保護法施行により、3rd Party Cookieに依存しないポストCookieソリューションへの社会の関心も高く、各ソリューションにおける顧客数の増加や、アドテクベンダーとの連携によるデータ利用料の増加に繋がっております。 この傾向が2022年9月末までは継続するものと判断し、今回修正予想における連結売上高につきましては、前回予想に対して402百万円増加し2,706百万円(前回予想比17.4%増)となることを見込んでおります。 費用面に関しましては、オンラインとオフラインを組み合わせた効率的な働き方の継続や、全般的な経費の見直しを実施したことで、販売費及び一般管理費が前回予想を下回る見込みとなり、連結営業利益、連結経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましても前回予想を上回る見込みです。
配信元: 株探

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