フジマック、上期経常は59％増益で上振れ着地

　フジマック <5965> [東証Ｓ] が8月10日大引け後(16:15)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比59.0％増の8.7億円に拡大し、従来予想の5.7億円を上回って着地。
　通期計画の12.5億円に対する進捗率は69.6％に達し、さらに前年同期の45.4％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比42.3％減の3.8億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常損益は3.1億円の黒字(前年同期は0.6億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-2.8％→1.2％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年2月14日付けで公表した第2四半期累計期間の業績予想につきまして、エネルギー価格・原材料価格などの上昇に伴う利益率の低下や経費の増加をコストダウンにより抑えた事、為替差益を計上した事から、経常利益、四半期純利益は予想を上回りました。　なお、計上した為替差益の金額は、連結業績では2億8千1百万円、個別業績では1億9千5百万円であります。　また、2022年12月期通期の業績予想につきましては、現時点で前回の業績予想から変更はございません。今後、開示すべき事項が発生した場合は、速やかに開示いたします。