高見沢、前期経常を39％上方修正

　高見澤 <5283> [東証Ｓ] が8月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年6月期の連結経常利益を従来予想の9.5億円→13.1億円(前の期は16.9億円)に38.6％上方修正し、減益率が44.0％減→22.3％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の7億円→6.2億円(前の期は10.1億円)に11.3％下方修正し、減益率が31.0％減→38.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.6億円→5.2億円(前年同期は7.4億円)に3.3倍増額し、減益率が78.1％減→28.6％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　主に以下の要因により、売上高、営業利益、経常利益が前回発表の業績予想を上回ることとなりました。　電設資材事業において、大型設備案件ほか受注が好調であったこと、半導体不足に端を発した仕入商品の納期長期化の影響により得意先の先行受注が増加したことから、売上は堅調に推移しました。また、仕入価格の値上げが相次いだものの、得意先とのリレーション強化に努めた結果、増益となりました。　また、カーライフ関連事業の石油部門において、油価の高騰により売上が増加しました。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって記載の予想数値と異なる可能性があります。