三井化学、非開示だった上期最終は23％減益へ

　三井化学 <4183> [東証Ｐ] が8月5日後場(13:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比34.3％減の279億円に落ち込んだ。
　併せて、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結最終利益が前年同期比22.9％減の570億円に減る見通しを示した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の14.4％→9.0％に大幅低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 従来未定としていた第２四半期連結累計期間の業績予想につきましては、第１四半期連結累計期間の実績を踏まえ、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき開示することといたしました。　通期の業績予想につきましては、ナフサ価格が当初想定を上回って推移することにより、販売価格上昇が見込まれることから、ベーシック＆グリーン・マテリアルズセグメントにおいて、売上収益は前回発表予想数値から増加する見込みです。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断した予想であり、リスクや　　　 不確実性を含んでおります。従いまして、実際の業績等は、今後様々な要因によって大きく異なる結果とな　　　 る可能性があります。