TOAが反落、第1四半期営業赤字幅が拡大

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/08/03 14:41
 TOA<6809.T>が反落している。2日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高90億8400万円(前年同期比9.8%増)、営業損益3億200万円の赤字(前年同期5200万円の赤字)、最終利益2億6700万円(同1億400万円の赤字)となり、営業赤字が拡大したことが嫌気されている。

 国内で工場や鉄道車両向けが伸長したほか、街頭防犯需要の獲得などにより映像機器の売り上げも増加。また、アジア・パシフィック向けも好調に推移した。ただ、教育市場向けや減災・防災市場向けは落ち込み、原材料価格の高騰や輸送コストの上昇もあり、損益は悪化した。

 なお、23年3月期通期業績予想は、売上高440億円(前期比7.7%増)、営業利益29億円(同34.3%増)、最終利益22億5000万円(同53.4%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
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