オーナンバ、上期経常を一転7%増益に上方修正、通期も増額、配当も1円増額

配信元:株探
投稿:2022/07/29 15:00
 オーナンバ <5816> [東証S] が7月29日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の4.5億円→10.2億円(前年同期は9.5億円)に2.3倍上方修正し、一転して6.8%増益見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の13億円→18億円(前期は12.8億円)に38.5%上方修正し、増益率が1.0%増→39.9%増に拡大する見通しとなった。

 同時に、今期の上期配当を従来計画の7円→8円(前年同期は6円)に増額し、年間配当は16円になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)2022年12月期第2四半期(累計) 2022年12月期第2四半期累計期間の連結業績予想につきましては、国内外において自動車産業での減産や生産調整などの影響、中国でのロックダウンの影響がありましたが、自動車・産業機器用製品や環境関連システム製品等の新規開拓を図ったこと、また原材料の確保とグローバルでの生産体制及び供給体制の強化に積極的に取り組んだ結果、ワイヤーハーネス部門を中心に売上高が増加し、円安による為替影響も加わったことで、売上高は前回発表予想を上回る見込みです。 利益面につきましては、売上高の増加に加え、積極的な原価低減活動及び販管費の抑制、また銅価格高騰などによる材料コストの上昇や物流費の増加への対応として、製品価格の改定に取り組んだ結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益で前回予想を上回る見込みです。(2)2022年12月期通期 2022年12月期連結業績予想につきましては、第2四半期の業績予想の修正を踏まえ、下期にも継続して懸念される中国などでの新型コロナウイルス感染症の再拡大、世界的な半導体不足の解消の遅れ、物流費の高止まり、またさらなる円安の進行による材料調達コストの上昇も考慮した上で、前回発表予想を修正いたします。

  当社は、株主各位に対する利益還元が企業として最重要課題の一つであることを常に認識し、財務体質と経営基盤の強化を図るとともに、株主各位に対し安定的な利益還元を行うことを基本としております。 2022年12月期の配当予想につきましては、業績予想の修正に合わせ、中間配当金8円、期末配当金8円とさせていただき、年間配当金の予想は1株当たり16円となります。※ 上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、実際の業績等は、今後様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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