決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … インソース、ＫＯＡ、キヤノンＭＪ (7月25日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月22日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＫＯＡ <6999>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の69億円→102億円(前期は68.5億円)に47.8％上方修正し、増益率が0.6％増→48.7％増に拡大する見通しとなった。

★No.2　インソース <6200>
　22年9月期の連結経常利益を従来予想の26億円→31.9億円(前期は24.1億円)に22.7％上方修正し、増益率が7.6％増→32.0％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　キヤノンＭＪ <8060>
　22年12月期の連結経常利益を従来予想の430億円→470億円(前期は410億円)に9.3％上方修正し、増益率が4.6％増→14.4％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6999> ＫＯＡ 　　　　東Ｐ 　 +10.88 　　7/25　　　1Q　　　 71.92
<6200> インソース 　　東Ｐ 　 +10.82 　　7/25　　　3Q　　　 37.86
<8060> キヤノンＭＪ 　東Ｐ　　 +5.31 　　7/25　　上期　　　 32.04
<7739> キヤノン電 　　東Ｐ　　 +3.94 　　7/25　　上期　　　 11.22
<7646> ＰＬＡＮＴ 　　東Ｓ　　 +0.62 　　7/25　　　3Q　　　 -2.01

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース