注目のセクターは・・・
注目の参議院選挙が終了しました。結果は自民党大勝で、岸田政権が長期政権化するのではないかや大型の経済対策が発表されるのではないかとの期待感から11日の日経平均株価は大きく上昇。日本株も少し明るいムードが出てきたように感じます。
ただ、今回の上昇はあくまでもご祝儀相場であり、買いが一巡するとまた再度売られる展開になるのではないかと考えています。
個人的な印象としては岸田政権は経済に疎く、思い切った景気対策はしてこないだろうなぁ・・・という諦めが強く、株価もそれほど意識していないように感じています。
特に11日のご祝儀ムードでも日経平均株価が27000円を超えてこないというのは、日本株の上値の重さが予想以上に重いのではないかという感じです。少なくとも日経平均株価が終値で27000円を超えてくるまでは戻り売りスタンスが良さそうです。
ただ、一方で明るさが出ているセクターもあります。
円安がさらに進んだことで電気機器や自動車といった円安メリット銘柄は堅調な値動きが予想されますし、米国では金利上昇にもかかわらずナスダック市場のハイテク株が買い戻されており、その流れを受けて日本市場でも好業績な新興銘柄に資金が入ってきそうです。
この流れ、次のFOMCが開催される7月下旬までは続くかもしれません。
目先は引き続き米国株に左右される展開となりそうですが、今の流れとしては好業績ハイテク株・新興銘柄、円安メリット銘柄あたりに注目しておきましょう。システムトレードにおいては今年大きく下落したマザーズが少し持ち直すかもしれません。うまく波に乗れるように今一度あなたのストラテジーを見直しておきましょう。
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