ETF売買動向＝8日前引け、野村食品、ＧＸ高配Ｅ日が新高値

　8日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比39.9％増の2415億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同37.4％増の2109億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　食品 <1617> 、ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、グローバルＸ　Ｍｏｒｎｉｎｇｓｔａｒ　高配当　ＥＳＧ <2849> 、グローバルＸ　テック・トップ２０－日本株式 <2854> が新高値。ｉシェアーズ米ドル建て新興国債券ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2622> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が7.87％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が5.52％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が5.10％高、マザーズ・コア上場投信 <1563> が4.67％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が4.38％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> は3.94％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が379円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1257億3900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1017億5300万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が234億1700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が144億2300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が144億900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が137億7100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が93億8200万円の売買代金となった。

株探ニュース