山パンが2カ月ぶり新高値、製品値上げによる収益効果と小麦価格の下落基調を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/07/07 11:15
山パンが2カ月ぶり新高値、製品値上げによる収益効果と小麦価格の下落基調を好感  山崎製パン<2212.T>が続伸、一時66円高の1771円まで買われる場面があった。7月に入ってから株価は上値追い基調を強めているが、きょうは5月10日に上ヒゲでつけた1739円の年初来高値を約2カ月ぶりに更新している。同社は菓子パンを主力にパンの製造販売で国内断トツのシェアを誇る。小麦価格の高騰は収益を圧迫するが、同社は1月に続いて7月も一部のパン製品値上げを実施、これによりコスト上昇分を相殺する。

 株式市場では企業の値上げの動きはポジティブ材料として捉える傾向が強い。一方、足もとでは世界的なコモディティ価格の上昇に歯止めがかかっており、小麦価格もここ下落基調に転じていることから、収益採算向上への期待も高まっている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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