早いもので今年も7月に入りました。
7月も米国のインフレ懸念や金融引き締め、ウクライナ情勢など波乱の要素が多そうです。こんなときこそ、一度きちっと過去のデータで7月相場を考えてみましょう。
7月は「夏枯れ相場」という言葉があるように、全般的に【材料が乏しい月】にあたります。
過去の検証データでは
・勝率46.9%
・平均損益率-0.17%
と数字で見ると株価が下がりやすい月となっています。また株式市場全体のボラティリティ(平均利益と平均損失の差)が小さく、全体でみると値動きが小さくなる傾向があります。
まさに【夏枯れ相場】といった感じかもしれません。ただ、こういった値動きの小さいときは逆に・・・
【材料のある銘柄が吹きやすい】といった特長があります。
パッと思いつくところでいくと
・円安関連銘柄
・猛暑による電力関連銘柄
・金利上昇のメリットを受けやすい金融銘柄
・コロナ後の回復が期待できる旅行関連銘柄
こういった銘柄のなかから材料が発生した銘柄に短期資金が集中するかもしれません。相場全体で見ると、米国株に連動する相場が続きそうで、日経平均も27000円に近づくと戻り売りに押される展開ではありますが、新興市場は売りたい人がほぼ売り切った状況となっておりそろそろ底打ち感も出てきそうです。
そういった新興市場の銘柄から材料が発生した銘柄のなかに大化け銘柄があるかもしれません。ぜひ今のうちに探してみて下さいね。
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