デリカフーズホールディングス<3392>は20日、とんでんと廃棄予定の野菜の端材を使用した、飲むひと口野菜だし「とんでんベジブロス」を共同開発したと発表。
日本では、不可食部分を含む事業系食品廃棄物が年間1,756万トンに及ぶなどフードロスが問題となっている。
同社では、カット野菜の加工時に出る野菜残渣の半分以上を堆肥化等して環境保全に取り組んでいる。しかし廃棄を完全にゼロにすることは非常に難しく、東京本社工場では、年間約280トンの野菜の端材が廃棄となっていることが実情となっている。
この廃棄される野菜の端材は、新鮮な野菜の皮や葉等、栄養価が高い部分の端材も含まれ、その端材を通常の商品と同じように汚れを取り除いて有効活用し、更なるフードロス対策に繋げられないかという両社の想いが一致し、「とんでんベジブロス」の共同開発が実現したという。
「とんでんベジブロス」で、年間約10トンの端材の使用予測を立てており、その量は大根に換算するとおよそ1万本分に相当する。
両社は今後も廃棄野菜等を利用した商品開発に共同で取り組み、フードロス対策をさらに進めていく予定としている。
<ST>
日本では、不可食部分を含む事業系食品廃棄物が年間1,756万トンに及ぶなどフードロスが問題となっている。
同社では、カット野菜の加工時に出る野菜残渣の半分以上を堆肥化等して環境保全に取り組んでいる。しかし廃棄を完全にゼロにすることは非常に難しく、東京本社工場では、年間約280トンの野菜の端材が廃棄となっていることが実情となっている。
この廃棄される野菜の端材は、新鮮な野菜の皮や葉等、栄養価が高い部分の端材も含まれ、その端材を通常の商品と同じように汚れを取り除いて有効活用し、更なるフードロス対策に繋げられないかという両社の想いが一致し、「とんでんベジブロス」の共同開発が実現したという。
「とんでんベジブロス」で、年間約10トンの端材の使用予測を立てており、その量は大根に換算するとおよそ1万本分に相当する。
両社は今後も廃棄野菜等を利用した商品開発に共同で取り組み、フードロス対策をさらに進めていく予定としている。
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