日本ハウスが大幅続落、２２年１０月期業績予想を下方修正

　日本ハウスホールディングス<1873.T>が大幅続落している。前週末３日の取引終了後、２２年１０月期の連結業績予想について、売上高を４５３億円から４５１億円（前期比２１．４％増）へ、営業利益を４８億５０００万円から４１億円（同５１．５％増）へ、最終利益を２８億４０００万円から２３億６０００万円（同４６．９％増）へ下方修正したことが嫌気されている。

　新型コロナウイルス感染症拡大やロシアのウクライナ侵攻などによる資源・資材価格高騰の影響で住宅事業の原価率が悪化したことに加えて、ホテル事業で新型コロナウイルス感染症拡大の長期化によりリゾートホテルの稼働率が低下したことが要因としている。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（２１年１１月～２２年４月）決算は、売上高１５４億９４００万円（前年同期比７．３％増）、営業損益５億８３００万円の赤字（前年同期７億２５００万円の赤字）、最終損益７億２６００万円の赤字（同８億５５００万円の赤字）だった。

出所：MINKABU PRESS