フリージアは急動意、２２年３月期営業４割近い増益で低位株物色人気に乗る

　フリージア・マクロス<6343.T>は急動意。低位株物色の波に乗る形で目先投資マネーの流入が活発化し、寄り付きカイ気配スタートとなるなど上値追い態勢を明示している。現在、同社の主力部門となっている住宅工事が収益に貢献し、業績は回復色を強めている。同社が前週末２７日取引終了後に発表した２２年３月期決算は、営業利益が前の期比３８％増の１１億２００万円と大幅な伸びを示した。これを手掛かり材料に買いを呼び込んでいる。株式需給面でも昨年夏場に急増した信用買い残の整理が進捗しており、直近データでは７０万株台まで減少していることで上値が軽くなっている。

出所：MINKABU PRESS