森六ホールディングス<4249>は13日、2022年3月期連結決算を発表した。売上高が1,288.42億円、営業利益が前期比49.8%減の28.46億円、経常利益が同47.0%減の29.65
億円、親会社株主に帰属する当期純利益が42.59億円(前期は3.75億円の利益)となった。「収益認識に関する会計基準」等を当年度の期首から適用しており、2022年3月期の売上高は、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、対前期増減率は記載していない。
樹脂加工製品事業の売上高は1,017.86億円、営業利益は前年同期比72.6%減の12.53億円となった。コロナ禍からの回復は進んだが、日本および北米を中心に半導体不足等による主要顧客の減産の影響があった。利益面では、自動化・省人化などによって生産性の向上に努めたが、挽回生産を念頭においた従業員の雇用を維持するため北米を中心に固定費が増加し、前期比で減益となった。
ケミカル事業の売上高は270.55億円、営業利益は同32.1%増の18.36億円となった。ファインケミカルや生活材料分野を中心に、化学品原材料の販売が堅調に推移した。モビリティ、コーティング分野では、国内向けは自動車メーカーの減産の影響を受けたが、中国やアジアではコロナ禍からの回復が進み、海外ローカルメーカーとの取引も拡大した。電機・電子分野では、半導体や電子機器向けの原材料販売が伸長した。利益面では、物流費の増加はあったが増収効果と合理化によるコスト削減効果により、前期比で増益となった。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比18.7%増の1,530.00億円、営業利益が同216.2%増の90.00億円、経常利益が同203.5%増の90.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.4%増の50.00億円を見込んでいる。
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億円、親会社株主に帰属する当期純利益が42.59億円(前期は3.75億円の利益)となった。「収益認識に関する会計基準」等を当年度の期首から適用しており、2022年3月期の売上高は、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、対前期増減率は記載していない。
樹脂加工製品事業の売上高は1,017.86億円、営業利益は前年同期比72.6%減の12.53億円となった。コロナ禍からの回復は進んだが、日本および北米を中心に半導体不足等による主要顧客の減産の影響があった。利益面では、自動化・省人化などによって生産性の向上に努めたが、挽回生産を念頭においた従業員の雇用を維持するため北米を中心に固定費が増加し、前期比で減益となった。
ケミカル事業の売上高は270.55億円、営業利益は同32.1%増の18.36億円となった。ファインケミカルや生活材料分野を中心に、化学品原材料の販売が堅調に推移した。モビリティ、コーティング分野では、国内向けは自動車メーカーの減産の影響を受けたが、中国やアジアではコロナ禍からの回復が進み、海外ローカルメーカーとの取引も拡大した。電機・電子分野では、半導体や電子機器向けの原材料販売が伸長した。利益面では、物流費の増加はあったが増収効果と合理化によるコスト削減効果により、前期比で増益となった。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比18.7%増の1,530.00億円、営業利益が同216.2%増の90.00億円、経常利益が同203.5%増の90.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.4%増の50.00億円を見込んでいる。
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