関門海、前期経常は黒字浮上で着地・1-3月期(4Q)経常は46%減益、今期業績は非開示

配信元:株探
投稿:2022/05/13 16:00
 関門海 <3372> [東証S] が5月13日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期の連結経常損益は5700万円の黒字(前の期は3億1700万円の赤字)に浮上した。なお、23年3月期の業績見通しについては配当(無配)以外は開示しなかった。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比45.9%減の6600万円に落ち込み、売上営業損益率は前年同期の-11.3%→-11.8%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2022年3月期において貸倒引当金繰入額225百万円を販売費及び一般管理費に計上(戻入)したこと等により営業利益は58百万円、助成金収入等の営業外収益を計上したこと等により経常利益は43百万円となりました。加えて、特別損失として、固定資産の減損損失44百万円等を計上したこと等により当期純損失は0百万円となりました。なお、貸倒引当金の計上(戻入)のうち224百万円については、親子間取引のため連結財務諸表上においては相殺消去されております。2.販売費及び一般管理費の計上の内容当社は、子会社への債権について2022年3月期個別決算において、子会社の財務状況が改善したこと等を勘案し貸倒引当金224百万円を販売費及び一般管理費に戻入いたします。なお、子会社への債権に対する貸倒引当金の戻入については、親子間取引のため連結財務諸表上においては相殺消去されております。3.営業外収益の計上の内容a.連結決算当社は、2022年3月期第4四半期会計期間において、農林水産省の助成金制度を利用したことや時短営業等に伴う各自治体からの協力金並びに雇用調整助成金等195百万円を助成金収入として、営業外収益に計上いたします。なお、2022年3月期第4四半期累計期間では、821百万円を助成金収入として営業外収益に計上いたします。b.個別決算当社は、2022年3月期第4四半期会計期間において、農林水産省の助成金制度を利用したことに伴う助成金収入等4百万円を営業外収益に計上いたします。なお、2022年3月期第4四半期累計期間では32百万円を助成金収入として営業外収益に計上いたします。4.特別損失の計上の内容a.連結決算当社は、2022年3月期連結決算において、新型コロナウイルスの影響を受けたこと等による収益性の低下に伴い店舗の固定資産について、減損損失44百万円を特別損失に計上いたします。b.個別決算当社は、2022年3月期個別決算において、新型コロナウイルスの影響を受けたこと等による収益性の低下に伴い店舗の固定資産について、減損損失44百万円を特別損失に計上いたします。
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