セ硝子、23年3月期最終黒字転換で18期ぶり最高益見通し

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/05/11 17:48
 セントラル硝子<4044.T>はこの日の取引終了後に23年3月期業績予想を発表し、最終損益を250億円の黒字とした。海外自動車ガラス事業の譲渡に伴う特別損失の計上で大幅赤字となった前期から黒字転換となるほか、18期ぶりに最高益を更新する見通しとなった。

 政策保有株式の売却による特別利益が大きく寄与する。海外事業譲渡の影響で売上高は前期比22.4%減の1600億円としたが、販売価格の改定や不採算事業からの撤退などによって営業利益は同23.9%増の90億円となる見込み。配当予想は前期比据え置きの75円(中間・期末それぞれ37円50銭)とした。

 あわせて、上限を500万株(発行済み株数の12.34%)、または100億円とする自社株買いの実施を発表した。取得期間は12日から来年3月24日まで。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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