ウイルプラス、今期経常を一転7％増益に上方修正・最高益、配当も4.65円増額

　ウイルプラスホールディングス <3538> [東証Ｐ] が5月11日後場(14:30)に決算を発表。22年6月期第3四半期累計(21年7月-22年3月)の連結経常利益は前年同期比11.8％増の19.4億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の21.3億円→24.6億円(前期は23億円)に15.4％上方修正し、一転して6.9％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.6億円→10.9億円(前年同期は10.9億円)に42.9％増額し、減益率が30.3％減→0.4％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30.25円→34.9円(前期は28.26円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比7.9％増の5.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の5.3％→6.0％に改善した。

株探ニュース