◆ 「月末・週末要因」に押されて… - “130円割れ”
日銀会合後に“131.261円”へと駆け上がったものの、「月末・週末要因のポジション調整」+「利益確定売り」に押され、先週末は“129.315円”へと押し戻されました。
もっとも「日米金融当局の立ち位置の違い」は鮮明であり、“130円割れ”ではすぐさま買いの手が入っているのが実状といえます。
◆ それでも「日米金融当局の立ち位置の違い」は如何ともしがたい…!?
「FOMC」を明後日に控えるスケジュール感を考えれば、“積極的なポジション形成”は手控えられると見るのが自然です。
さらに本日は日本・米国を除いてほぼ全ての市場が休場であり、その日本においても“連休の谷間”というスケジュール感になります。
“開店休業”が想定される中、“流動性の低下”は如何ともしがたく、“方向感は定まりづらい”と見るのが妥当ということになります。
もちろんNYダウが急落していますので、これが“日経平均に波及→リスク回避→円買い”となる可能性はゼロではありません。
それでも「日米金融当局の立ち位置の違い」は如何ともしがたいだけに、“下値は限定的”と見るのが妥当といえます。
本日に関しては、“130円”付近での“神経質な揺れ動き”と見ておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:130.945(4/29高値、大台)
上値4:130.759(ピボット1stレジスタンス)
上値3:130.518(4/28~4/29の61.8%戻し)
上値2:130.288(4/28~4/29の50%戻し)
上値1:130.058(4/28~4/29の38.2%戻し、大台)
前営業日終値:129.851
下値1:129.687(4/29安値後の61.8%押し)
下値2:129.315(4/29安値)
下値3:129.097(日足・一目均衡表転換線、+1σ、4/27~4/28の50%押し、ピボット1stサポート)
下値4:129.000(大台)
下値5:128.580(4/27~4/28の61.8%押し)
《10:30》
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