神鋼商、今期経常は9%増で2期連続最高益、前期配当増額も今期減配(訂正)

配信元:株探
投稿:2022/04/28 13:00
 神鋼商事 <8075> [東証P] が4月28日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期の連結経常利益は前の期比2.4倍の97.2億円に急拡大し、従来予想の82億円を上回って着地。23年3月期も前期比9.0%増の106億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増益になる。

 同時に、前期の年間配当を220円→245円(前の期は50円)に増額し、今期は前期比5円減の240円に減配する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比46.2%増の25億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.7%→1.9%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2022 年3 月期の通期の業績につきましては、主に鉄鋼セグメント、非鉄金属セグメントの取扱数量の増加及び製品価格の上昇、さらに鉄鋼原料セグメントにおける取扱数量の増加及び主原料価格が高値推移する等の好条件に支えられたことにより、連結業績が順調に推移しました。これにより個別業績の当期純利益が公表している予想よりも大幅に増加したため、差異が生じました。

  当社は、株主の皆さまに対する利益還元を経営の重要課題の一つに位置付けており、財務体質の強化と将来の事業展開に必要な内部留保等を考慮しつつ、連結配当性向30%を目標に、安定的な配当を継続していくことを基本方針としております。 上記の方針に基づき、当連結会計年度の期末配当金につきましては、前回予想に対し25 円増配の1株当たり160 円に変更させて頂く予定です。これにより年間配当金は1株あたり245 円となる見込みです。(注)上記の業績予想等は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後さまざまな要因により予想数値と異なる場合があります。 以上
配信元: 株探

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