アムジェンが決算受け時間外で5%下落=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/04/28 06:51
 アムジェン<AMGN>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高が予想を上回った。ただ、株価は時間外で冴えない反応。新たな成長の鍵となる喘息薬「テズスパイアー」が予想を大きく下回ったことが嫌気されている。また、第1四半期の売上高が上振れたにもかかわらず、通期見通しを据え置いたことも嫌気している模様。

(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):4.25ドル(予想:4.09ドル)
・売上高:62.4億ドル(予想:61.0億ドル)
  エンブレル:8.62億ドル(予想:9.10億ドル)
  プロリア:8.52億ドル(予想:8.30億ドル)
  オテズラ:4.51億ドル(予想:5.31億ドル)
  Xジェバ:5.02億ドル(予想:4.98億ドル)
  アラネスプ:3.58億ドル(予想:3.42億ドル)
  レパーサ:3.29億ドル(予想:3.02億ドル)
  カイプロリス:2.87億ドル(予想:2.72億ドル)
  ニューラスタ:3.48億ドル(予想:3.04億ドル)
  エポジェン:1.20億ドル(予想:1.13億ドル)
  テズスパイアー:700万ドル(予想:1850万ドル)
・営業利益(調整後):31.4億ドル(予想:29.8億ドル)
・営業利益率(調整後):54.8%

(通期見通し)
・1株利益(調整後):17~18ドル(予想:17.6ドル)
・売上高:254~265億ドル(予想:261.3億ドル)

(NY時間17:40)時間外
アムジェン<AMGN> 235.08(-13.71 -5.51%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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