大豊工業、前期経常を10%下方修正

配信元:株探
投稿:2022/04/18 15:00
 大豊工業 <6470> [東証P] が4月18日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の20億円→18億円(前の期は7.8億円)に10.0%下方修正し、増益率が2.5倍→2.3倍に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.6億円→2.6億円(前年同期は30.4億円)に42.9%減額し、減益率が84.7%減→91.3%減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2.業績予想修正の理由  営業利益及び経常利益につきましては、非鉄金属をはじめとする原材料価格の高騰が想定を上回ったことにより減少する見込みです。  親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、当社連結子会社の繰延税金資産を112百万円取り崩したことに加え、以下3に記載のとおり特別損失を計上することになりました。  以上より、上記のとおり業績予想を修正いたします。  なお、2022年2月1日に公表いたしました配当予想については、変更ありません。3.特別損失の計上について(1)北米の当社連結子会社において生産した製品の一部に不具合が発生する恐れがあることから得意先より市場回収処置(リコール)の届出が米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration)に行われました。 上記の市場回収処置(リコール)に伴う、費用の負担額等は協議中でありますが、補償費用(製品保証引当金繰入額)として500百万円を計上いたしました。(2)当社が保有する研修施設の売却に伴う固定資産売却損242百万円を計上いたしました。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によりこれらの予想値とは異なる可能性があります。
配信元: 株探

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