ウォンテッド、今期経常を91％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ウォンテッドリー <3991> [東証Ｇ] が4月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年8月期第2四半期累計(21年9月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比12.8％増の4.6億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の5.5億円→10.5億円(前期は4億円)に90.9％上方修正し、増益率が35.8％増→2.6倍に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常損益は5.8億円の黒字(前年同期は0.1億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.8％増の2.1億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の24.2％→19.8％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、国内における経済活動の動向を踏まえて営業収益予測と投資予定費用の見直しを行いました。営業収益は、ビジネス SNS 事業が前回業績発表予想時よりも堅調に推移していることから、通期においては前年同期比+24.5％の成長を見込んでおります。また、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、投資対効果を見極めながら広告宣伝費の投下を進めていることに加え、営業収益の増加を加味し、通期においては営業利益前年同期比+165.5％、経常利益前年同期比+159.0％、親会社株主に帰属する当期純利益前年同期比+153.4%を見込んでおります。なお、上記の業績予測につきましては、現時点で当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によりこれら予想数値とは異なる場合があります。