派生ウイルス初確認で感染対策関連に買い、重松製にはウクライナ情勢巡る連想買いも◇
川本産業<3604.T>など新型コロナウイルス感染対策関連株の一角が買われている。厚生労働省が11日、空港検疫で新型コロナのオミクロン株派生型「XE」が検出されたことを発表した。この派生型が国内で確認されたのは初めてとなることから、これが感染対策関連株への思惑買いを改めて誘っている。なかでも、防毒マスクを手掛ける重松製作所<7980.T>や興研<7963.T>、防護服を取り扱うアゼアス<3161.T>の上げが目立つが、これらの銘柄にはウクライナ情勢を巡ってロシア軍が化学兵器を使用した可能性があるとの報道を受けた連想買いも向かっているようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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