<動意株・5日>(前引け)=しまむら、イマジカG、エスプール

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/04/05 11:36
<動意株・5日>(前引け)=しまむら、イマジカG、エスプール  しまむら<8227.T>=大幅高で年初来高値を更新。同社が4日取引終了後に発表した22年2月期決算は営業利益が前の期比30%増の494億2000万円と高変化を示し、過去最高利益を更新した。売れ筋商品をタイムリーにさばく在庫管理努力の徹底が功を奏し利益率を維持した。更に、23年2月期営業利益についても商品価格の調整によりコスト高を吸収し、伸び率こそ鈍化するものの前期比5%増の520億5800万円予想と利益成長を継続、2期連続の最高利益更新を見込んでいる。これがポジティブ材料視され株価にインパクトを与えている。

 IMAGICA GROUP<6879.T>=3日ぶり急反発。同社は4日、グループ会社のフォトロンがメディア・ソリューションズ(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化(同社の孫会社化)すると発表。これによる収益への寄与などが期待されているようだ。メディア・ソリューションズは、プロ用映像設備のシステムインテグレータとして放送局、ケーブルテレビ局、ポストプロダクション、官公庁、学校をはじめ、配信関連のスタジオ構築でも豊富な実績があり、主力となる編集設備については3000システム以上の納品実績を持つ企業。これまでもフォトロンとメディア・ソリューションズは協業関係にあったが、株式取得により更なる事業関係を築き上げることで、両社のシステムインテグレータとしての提案・営業力を強化し、サービス提供を拡大するとしている。

 エスプール<2471.T>=上値追い加速。テクニカル的にも25日・75日移動平均線のゴールデンクロスを達成し投資資金の流入に拍車がかかっている。コールセンターへの人材派遣などを主力とするが、足もとの業績は好調に推移しており、22年11月期は営業利益段階で前期比2割増となる32億円を見込む。4日取引終了後に発表した第1四半期(21年12月~22年2月)決算は、コールセンター向け派遣や障害者雇用支援サービスが牽引し、営業利益が前年同期比73%増の6億7100万円と高水準の伸びを示した。これを好感する形で買いを呼び込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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