日本株の買いタイミングとは
3月25(金)の日経平均株価は、前日比39円45銭高の28149円84銭で引けました。
前週末と比較して、
日経平均株価は4.9%プラス、
TOPIXは3.8%プラス、
マザーズ指数は2.8%プラスとなりました。
日経平均は1月18日以来およそ2カ月ぶりの高値となり、前日の米株式市場で主要株価指数が上昇したことや外国為替市場での円安基調などを背景に、東京市場でも買いが優勢となりました。また、ロシアとウクライナの停戦合意に対する期待感が高まり、資源価格が落ち着きをみせたこと、米国経済の堅調さが確認されたことを受けて、日本株市場の上昇に繋がる材料となっているようです。
日本株はリバウンド局面が続いています。米国の政策金利が引き上げられたものの、株式市場にはすでに織り込まれており、金利上昇の背景となる米国経済の好調さを評価する流れとなりつつあります。
しかし、米国株のチャートを見ると、テクニカル指標では過熱感が出てきています。ここらで一旦調整が訪れるかもしれませんが、下がったところでは押し目買いが入り、下値が支えられている様子です。米国株同様、日本株もテクニカル指標ではだいぶ過熱感が出てきています。
では過熱感が強まっている状況で、今から日本株を買っても良いのか・・・?
実は、日本株に関しては3月末~4月頭にかけて株価が上がりやすいアノマリーが存在します。その理由は、新年度に入って機関投資家のポートフォリオの変更などで、株が買われやすい時期となっております。
そのため、4月の第1週目までは日本株は堅調に推移するのではないか?と考えております。
引き続きロシアとウクライナ情勢については予断を許さない状況ですが、次週に関しても日本株はある程度堅調に推移すると考えています。深押しはないと考え、下がったところでは押し目買いが有効となるでしょう。
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