鉄建建設、今期経常を20％下方修正

　鉄建建設 <1815> が3月18日大引け後(16:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の61億円→49億円(前期は64.8億円)に19.7％下方修正し、減益率が6.0％減→24.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の33.9億円→21.9億円(前年同期は31.5億円)に35.4％減額し、一転して30.6％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（個別業績予想）　売上高は、手持工事の施工高が予想を下回ったことや新規工事の受注時期の遅れ等により、前回予想を250億円下回る見込みです。　営業利益は、売上高の減少に加えて一部不採算工事に対する工事損失引当金を計上したこと等により、前回予想を約17億円下回る見込みです。経常利益は、営業利益の減少と連結子会社からの現物配当等により、前回予想を約６億円下回る見込みです。当期純利益は、過年度損失の損金算入に伴う税金費用の減少や投資有価証券の売却に伴う特別利益等により、前回予想を約５億円上回る見込みです。（連結業績予想）　個別の業績予想の修正に加え、連結子会社からの現物配当を連結決算上消去したこと等により、連結業績を上記の通り修正するものです。なお、配当予想につきましては、1株当たりの年間配当金を80円とするこれまでの予想に変更はございません。