後場の日経平均は30円高でスタート、レノバやソフトバンクGが上昇

配信元:フィスコ
投稿:2022/03/18 12:56
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26683.35;+30.46TOPIX;1900.24;+1.23


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比30.46円高の26683.35円と、前引け(26724.06円)から上げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は26430円~26510円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=118.70-80円と朝方より10銭程円安・ドル高水準での動き。アジア市況はまちまちで、上海総合指数が前日終値近辺で小高い一方、香港ハンセン指数は連日の大幅高の反動もあり、2%超と下落している。ロシアのデフォルト(債務不履行)の可能性を巡る懸念が後退したことや、ロシアとウクライナの停戦期待が続いていることが支援要因となり、東京市場では引き続き買いがやや優勢の展開。なお、18日の金融政策決定会合で日銀は現在の大規模緩和策の維持を決定。ただ、概ね想定内で市場の反応は限られている。国内3連休前ということで買い手に乏しく、後場の日経平均は冴えない展開となっている。

 セクター別では非鉄金属、精密機器、不動産業などが上昇率上位に並んでいる一方、空運業、輸送用機器、水産・農林業などが下落率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レノバ<9519>が急騰しているほか、ソフトバンクG<9984>スノーピーク<7816>住友鉱<5713>ベイカレント<6532>などが大幅に上昇しており、リクルートHD<6098>日立<6501>、武田薬<4502>三菱商事<8058>なども高い。一方、トヨタ自<7203>三井ハイテク<6966>デンソー<6902>信越化<4063>OLC<4661>
などが軟調。
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