<動意株・17日>(大引け)=ANAP、フェローテク、スノーピークなど
ANAP<3189.T>=後場ストップ高。同社は女性向けアパレルを展開する。新型コロナウイルスの影響から業績は低迷を強いられているが、eコマース事業などへの注力で立て直しを図っている。メタバース関連の一角としても注目されているが、きょう昼ごろ、ファッションアイテムをメタバース空間で利用可能な形にデジタル変換する「APPARELED Meta connect by ANAP=アパレリッド・メタ・コネクタ by ANAP」 のサービス提供を開始したことを発表、これを材料視する形で投資資金が集中した。
フェローテックホールディングス<6890.T>=大幅高で4日続伸。16日の取引終了後、パワー半導体用絶縁放熱基板を製造する中国子会社の江蘇富楽華半導体科技が第三者割当増資を実施すると発表しており、これを好感する買いが入っている。調達資金は約92億円で、パワー半導体基板を製造する新工場の建設費用などに充てるとしている。
スノーピーク<7816.T>=急反発、1カ月ぶり3000円台回復。岩井コスモ証券は16日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は3500円に設定した。同社はアウトドア製品の製造販売会社。キャンプは密を避けられるレジャーとして人気化しており、同社の業績も拡大している。21年12月期の連結営業利益は前の期比2.6倍の38億1900万円と大幅増益で着地。22年12月期の同利益は会社計画52億3200万円に対して同証券では52億5000万円(前期比37.5%増)を予想している。中期経営計画では24年12月期までに、国内の裾野の広がりの捕捉と海外事業の拡大で、同利益100億円を目指していることも評価している。
日本電産<6594.T>=マド開け急伸。16日の取引終了後、世界最薄クラスのリニア振動モータ「Slider」を開発したと発表しており、これが好材料視されているようだ。「Slider」には同社が世界トップシェアを持つHDD用スピンドル用モータの設計で培った磁気回路設計技術を応用しており、従来品と同等の振動強度を維持しつつも、必要体積を40%削減、厚さ2ミリメートルと世界最薄クラスを達成したという。これによってデジタル端末の更なる小型化・薄型化が可能になるとしており、新たな需要獲得が期待されている。
トレードワークス<3997.T>=一時ストップ高。同社は16日、特許出願していた「金融商品ポートフォリオ取引システム」の申請が受理され、特許庁から特許査定を受領したと発表。これが材料視されているようだ。この特許は、モノ(ドローン、自動運転車など)やテーマ(宇宙開発事業、メタバースなど)を指数化し、投資対象とすることが可能な金融商品のポートフォリオ取引システムを提供することを目的としたもの。この特許技術ではモノやテーマの名称を示すタグに対し、関連する複数の金融商品を関連度に応じて合成したポートフォリオを作成し、タグに対する各金融商品の価格を合成比率に応じてポイント算出を行うことで、モノやテーマの価値変動を指数化し、それを取引の対象として扱うことが可能になるという。
FRONTEO<2158.T>=4連騰。16日の取引終了後、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社と連携し、Amazon Web Services社が提供するクラウドプラットフォーム「Amazon Web Services」上でのAI医療機器・ヘルスケアソリューションの展開に向けた開発を開始すると発表。これが材料視されているようだ。連携によって、全国の医療機関に対して高いセキュリティーレベルを確保しつつ、安定的に配信・流通させることが可能になることが期待されるという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
フェローテックホールディングス<6890.T>=大幅高で4日続伸。16日の取引終了後、パワー半導体用絶縁放熱基板を製造する中国子会社の江蘇富楽華半導体科技が第三者割当増資を実施すると発表しており、これを好感する買いが入っている。調達資金は約92億円で、パワー半導体基板を製造する新工場の建設費用などに充てるとしている。
スノーピーク<7816.T>=急反発、1カ月ぶり3000円台回復。岩井コスモ証券は16日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は3500円に設定した。同社はアウトドア製品の製造販売会社。キャンプは密を避けられるレジャーとして人気化しており、同社の業績も拡大している。21年12月期の連結営業利益は前の期比2.6倍の38億1900万円と大幅増益で着地。22年12月期の同利益は会社計画52億3200万円に対して同証券では52億5000万円(前期比37.5%増)を予想している。中期経営計画では24年12月期までに、国内の裾野の広がりの捕捉と海外事業の拡大で、同利益100億円を目指していることも評価している。
日本電産<6594.T>=マド開け急伸。16日の取引終了後、世界最薄クラスのリニア振動モータ「Slider」を開発したと発表しており、これが好材料視されているようだ。「Slider」には同社が世界トップシェアを持つHDD用スピンドル用モータの設計で培った磁気回路設計技術を応用しており、従来品と同等の振動強度を維持しつつも、必要体積を40%削減、厚さ2ミリメートルと世界最薄クラスを達成したという。これによってデジタル端末の更なる小型化・薄型化が可能になるとしており、新たな需要獲得が期待されている。
トレードワークス<3997.T>=一時ストップ高。同社は16日、特許出願していた「金融商品ポートフォリオ取引システム」の申請が受理され、特許庁から特許査定を受領したと発表。これが材料視されているようだ。この特許は、モノ(ドローン、自動運転車など)やテーマ(宇宙開発事業、メタバースなど)を指数化し、投資対象とすることが可能な金融商品のポートフォリオ取引システムを提供することを目的としたもの。この特許技術ではモノやテーマの名称を示すタグに対し、関連する複数の金融商品を関連度に応じて合成したポートフォリオを作成し、タグに対する各金融商品の価格を合成比率に応じてポイント算出を行うことで、モノやテーマの価値変動を指数化し、それを取引の対象として扱うことが可能になるという。
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※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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