<動意株・15日>(前引け)=MSOL、Hamee、三井ハイテック

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/03/15 11:34
<動意株・15日>(前引け)=MSOL、Hamee、三井ハイテック  マネジメントソリューションズ<7033.T>=急反発。14日の取引終了後に発表した第1四半期(21年11月~22年1月)連結決算が、売上高23億8300万円(前年同期比57.8%増)、営業利益1億8900万円(同76.2%増)、純利益1億2600万円(同80.8%増)と大幅増収増益となった。コンサルタント数を前年同期比で188人増やしたことに加えて、コンサルタントの稼働率が約90%と高水準で推移したことが牽引した。積極採用を進めたほか、テレビ・WEBCMを展開したことで販管費が増加したが、これを吸収して会社計画以上の売上高・営業利益になったとしている。なお、22年10月期通期業績予想は、売上高115億円(前期比56.3%増)、営業利益12億円(同30.1%増)、純利益8億3200万円(同22.8%増)の従来見通しを据え置いている。

 Hamee<3134.T>=大幅続伸。同社は14日取引終了後に、22年4月期第3四半期累計(21年5月~22年1月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比13.3%増の18億7400万円となり、通期計画22億5000万円に対する進捗率が83.3%となったことが好感されているようだ。売上高は同10.2%増の99億7900万円で着地。米国でコマース事業が伸びたほか、複数ネットショップ一元管理システム「ネクストエンジン」の同期間の総契約社数が5236社(第2四半期比143社増)となったことなどが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

 三井ハイテック<6966.T>=ストップ高カイ気配。同社が14日取引終了後に発表した22年1月期決算は、営業利益が前の期比4倍の149億5900万円と大幅な伸びを達成した。また、続く23年1月期は同利益が前期比36%増の204億円を見込んでおり、これを好感する形で投資資金が集中している。今期は引き続き電気自動車(EV)など電動車向け駆動・発電用モーターコアの成長が見込まれ、車載向けを中心に半導体リードフレームも好調な伸びが予想され、業績を押し上げる見通し。好業績を背景に今期の年間配当は前期実績に1円上積みした65円を計画している。また、同日に新たな中期経営計画を策定、25年1月期に営業利益300億円を目指す方針にあり、これも物色人気を助長している。

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出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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