以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年2月28日10時に執筆
2月24日の午後にロシアがウクライナに攻撃を開始したとの報道が出ると、株式市場は急落しました。翌日には反発するも、個人的には武力衝突なく平和に解決した後に株価上昇するシナリオを望んでいましたので、残念でなりません。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
半導体ブームやアフターコロナの影響を年初に予想する機関投資家は多くいましたが、ここまで早くウクライナ侵攻から武力衝突まで起こると予想するのは困難だったように思えます。ウクライナ東部の国境付近から離れた首都キエフでも武力衝突が起こり、想定より被害が拡大するかもしれません。
2月24日の日経平均終値は25970円で前営業日からの下落幅は478円となり、一部の軍事関連やセキュリティ系を除いて株価は全面安となりました。昨年来安値を更新して、およそ1年3ヶ月ぶりの水準となっています。モスクワ取引所では全ての市場の取引が中止されるなど、これまでの地政学リスクと比べても脅威です。
ウクライナ情勢への懸念が生まれてから株価は下落傾向でしたのでリバウンド機運は高まっている反面、短期でこの問題が完全に解決するという想定は現実的でないように思えます。米国の利上げによる株価下落分が回復していない状況ですので、買いに踏み切るタイミングというのは判断が分かれそうです。
今回のウクライナ侵攻によりエネルギー価格の高騰や物流網の混乱は避けられないでしょう。混乱の中でも全ての銘柄が売られ続けるわけではありませんので、反発する道筋が見える銘柄に投資していきたいところです。個人投資家としては地政学リスクに警戒しつつ、とにかくチャートが強気な銘柄を狙っていきたいですねぇ。
PC・スマホのアフィリエイト広告仲介でトップクラスであるファンコミュニケーションズ<2461>は、2月18日に発表した自社株買いが好感されて動意しております。業績は軟調ながらも地政学リスクの影響は軽微と見て要チェックです。
広告プラットフォームやマーケティングSaaSを手掛けるジーニー<6562>は、2月10日に決算発表すると増益着地となりました。チャート(日足)は、25日・75日線のゴールデンクロスが成立するか監視中。21年のネット広告費がマスコミ4媒体を上回ったとの報道もあり、ネット広告の市場規模は今後も拡大するかと思われます。
2月4日の決算で増配と上方修正を発表した三菱製鋼<5632>は、決算後に窓を開けて動意しました。直近ではウクライナ情勢を受けて売られるも、底堅さを確認しております。PER・PBRともに割安で、ばねや特殊鋼の需要の動向も注視です。
防衛、そして水素関連に思惑のある東京計器<7721>は、ウクライナ情勢を受けて武力衝突した当日は買われるも、翌日には売られた模様です。2月10日の決算は好調で、チャート(日足)は下値を切り上げると昨年来高値を更新できるか監視を強めております。
昨年6月に上場したバイオベンチャーのペルセウスプロテオミクス<4882>は、SBI証券が同社を新規に投資判断「買い」とした事で底値から動意しました。業績はバイオ株らしく赤字ですが、真性多血症患者などへの研究開発が前進すれば物色される可能性もあります。
DX関連として注目されるアイドマHD<7373>も2月18日にSBI証券が投資判断「買い」とし、目標株価6000円に設定した事が好感されました。中小企業をターゲットに営業支援などソフトウェア・DX需要を開拓しており、チャートも底値から切り返すか注視ですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2022年2月28日10時に執筆
2月24日の午後にロシアがウクライナに攻撃を開始したとの報道が出ると、株式市場は急落しました。翌日には反発するも、個人的には武力衝突なく平和に解決した後に株価上昇するシナリオを望んでいましたので、残念でなりません。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
半導体ブームやアフターコロナの影響を年初に予想する機関投資家は多くいましたが、ここまで早くウクライナ侵攻から武力衝突まで起こると予想するのは困難だったように思えます。ウクライナ東部の国境付近から離れた首都キエフでも武力衝突が起こり、想定より被害が拡大するかもしれません。
2月24日の日経平均終値は25970円で前営業日からの下落幅は478円となり、一部の軍事関連やセキュリティ系を除いて株価は全面安となりました。昨年来安値を更新して、およそ1年3ヶ月ぶりの水準となっています。モスクワ取引所では全ての市場の取引が中止されるなど、これまでの地政学リスクと比べても脅威です。
ウクライナ情勢への懸念が生まれてから株価は下落傾向でしたのでリバウンド機運は高まっている反面、短期でこの問題が完全に解決するという想定は現実的でないように思えます。米国の利上げによる株価下落分が回復していない状況ですので、買いに踏み切るタイミングというのは判断が分かれそうです。
今回のウクライナ侵攻によりエネルギー価格の高騰や物流網の混乱は避けられないでしょう。混乱の中でも全ての銘柄が売られ続けるわけではありませんので、反発する道筋が見える銘柄に投資していきたいところです。個人投資家としては地政学リスクに警戒しつつ、とにかくチャートが強気な銘柄を狙っていきたいですねぇ。
PC・スマホのアフィリエイト広告仲介でトップクラスであるファンコミュニケーションズ<2461>は、2月18日に発表した自社株買いが好感されて動意しております。業績は軟調ながらも地政学リスクの影響は軽微と見て要チェックです。
広告プラットフォームやマーケティングSaaSを手掛けるジーニー<6562>は、2月10日に決算発表すると増益着地となりました。チャート(日足)は、25日・75日線のゴールデンクロスが成立するか監視中。21年のネット広告費がマスコミ4媒体を上回ったとの報道もあり、ネット広告の市場規模は今後も拡大するかと思われます。
2月4日の決算で増配と上方修正を発表した三菱製鋼<5632>は、決算後に窓を開けて動意しました。直近ではウクライナ情勢を受けて売られるも、底堅さを確認しております。PER・PBRともに割安で、ばねや特殊鋼の需要の動向も注視です。
防衛、そして水素関連に思惑のある東京計器<7721>は、ウクライナ情勢を受けて武力衝突した当日は買われるも、翌日には売られた模様です。2月10日の決算は好調で、チャート(日足)は下値を切り上げると昨年来高値を更新できるか監視を強めております。
昨年6月に上場したバイオベンチャーのペルセウスプロテオミクス<4882>は、SBI証券が同社を新規に投資判断「買い」とした事で底値から動意しました。業績はバイオ株らしく赤字ですが、真性多血症患者などへの研究開発が前進すれば物色される可能性もあります。
DX関連として注目されるアイドマHD<7373>も2月18日にSBI証券が投資判断「買い」とし、目標株価6000円に設定した事が好感されました。中小企業をターゲットに営業支援などソフトウェア・DX需要を開拓しており、チャートも底値から切り返すか注視ですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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関連銘柄
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