ダイサンは5日ぶり反落、固定費増加で22年4月期は一転営業赤字の見通し

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/03/03 13:14
 ダイサン<4750.T>は5日ぶり反落。同社は2日取引終了後、22年4月期連結業績予想について、売上高は92億円から95億円(前期比9.8%増)へ上方修正する一方で、営業損益を2億3000万円の黒字から7000万円の赤字(前期は1億3100万円の赤字)へ、純利益を5000万円の黒字から収支均衡(同3400万円の黒字)へ下方修正すると発表した。22年4月期第3四半期累計(21年4月21日~22年1月20日)連結営業損益は1億6500万円の赤字(前年同期は2億1900万円の赤字)だった。

 施工スタッフの処遇改善を目的に請負契約者の社員化を推進しているほか、賃金引き上げなど技能職の給与見直しも進めていることから、人件費を中心に固定費が増加した。顧客への受注単価増額の交渉を続けているものの、コストが先行しているため、利益は当初予想を下回る見込みであるとした。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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