いよいよロシアのウクライナ侵攻の可能性が高くなってきました。
米国をはじめ世界各国でウクライナからの即時退避の勧告が出ており、いつロシアがウクライナに侵攻してもおかしくはない情勢になっています。ウクライナ情勢の緊迫化により、週明けの日本株は急落、日経平均株価は2.2%下落、マザーズ指数は4.5%下落しています。
本当にロシアがウクライナに侵攻するかどうかはまだ未知数ではありますが、株式市場は当面このウクライナ危機の影響で上値が抑えられる展開となりそうです。
このように日本株も不透明な状況が続いているのですが、本当にロシアがウクライナに侵攻し、株価が急落したタイミングが底値になるかもしれません。
実際、14日の日本株は急落しましたが、システムトレードにおいてもまだ暴落と言えるほどのシグナルは出ていません。今はほとんどのシステムトレーダーがポジションを持っていない状況で、ここから株価が下がってくれば徐々に買いシグナルが点灯する流れになってくるのではないでしょうか。
システムトレードは過去の株価データから統計的に有利な売買ルールを見つけ出し、その売買ルールに従ってトレードする戦略です。今回の下落も過去の統計データに従うと考えるのであれば、ここからロシアがウクライナに侵攻し、株価が暴落するようなことがあれば、絶好の買いチャンスになりそうです。
ですので、14日の株価急落をみて、システムトレーダーの多くは、「よし!チャンス到来だ!」と思っているかもしれません。
システムトレードをマスターして、相場を数字で判断できるようになると、ある程度相場の底打ちのタイミングがわかってきます。システムトレードでうまく底をとらえれば大きな利益につながります。統計的に見ると今はまだ底打ちのタイミングでありません。裁量トレーダーはあせらずどっしり構えて次の急落で買うべき銘柄のピックアップをしておきましょう。
システムトレーダーのあなたは、チャンス到来です!次の暴落に備えてしっかりと資金配分を中心に逆張り戦略に磨きをかけておきましょう。
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