新興市場銘柄ダイジェスト:栄電子はストップ高、鈴茂器工が一時ストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2022/02/14 15:56
<4171> グローバルI 1748 +300
ストップ高。22年12月期から中間配当を実施すると発表している。配当予想は中間が22.50円、期末が22.50円。年間では45.00円となり、前期(33.00円)から増配となる。また、24年12月期の営業利益目標を10.00億円とする中期経営計画を開示した。市場・技術動向に関する情報提供事業などで収益基盤の強化を図る。21年12月期は前期比61.0%増の5.16億円で着地している。22年12月期予想は25.8%増の6.49億円。

<6405> 鈴茂器工 1923 +292
一時ストップ高を付け、昨年来高値を更新している。22年3月期の営業利益を従来予想の9.30億円から17.00億円(前期実績9.19億円)に上方修正している。事業環境の変化に伴う外食・小売業の機械化や省人化に対する投資意欲が高く、製品需要が想定を上回っているため。併せて期末配当を従来予想の20.00円から40.00円(前期末実績20.00円)に増額修正した。年間配当も同額となる。

<7567> 栄電子 633 +100
ストップ高。10日の取引時間中に22年3月期の営業利益を従来予想の3.05億円から6.09億円(前期実績1.22億円)に上方修正したことが引き続き材料視されている。主力市場の半導体製造装置関連が堅調に推移したことに加え、半導体不足に対応するために市場在庫の確保を強化している顧客からの需要が増加したことが主因。株価が昨年1月19日に記録した昨年来高値に迫っていることも買いを後押ししているようだ。

<4414> フレクト 2530 +219
一時ストップ高。22年3月期の営業損益を従来予想の1.86億円の黒字から2.55億円の黒字(前期実績1.83億円の赤字)に上方修正している。旺盛なDX支援の引き合いを背景にクラウドインテグレーションサービスが好調に推移しているため。第3四半期累計(21年4-12月)の実績は2.34億円(前年同期比増減率は非開示)だった。21年12月時点の大手企業の月次契約顧客数が34社(前年同期は22社)となるなど顧客基盤が拡大した。

<4592> サンバイオ 1385 +300
ストップ高。国内SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムの「先駆け総合評価相談」の終了に伴い、承認申請の準備を開始すると発表している。先駆け審査指定制度は審査を短縮し、承認申請から承認までの期間を6カ月にすることを目標にした制度。サンバイオは医薬品医療機器総合機構(PMDA)から申請確認文書を受領しており、今後1カ月程度で承認申請を行う見込みという。

<9827> リリカラ 219 +50
ストップ高。22年12月期の営業利益予想を13.80億円と発表している。収益認識に関する会計基準適用前の前期実績は5.29億円。インテリア事業で定期発行見本帳を改定発行するほか、既発行見本帳を増冊発行して営業を活発化する。年間配当予想は14.50円。21年12月期は前期比497.9%増。住宅向け壁装材見本帳を増刷発行したことなどが寄与した。期末配当は従来予想の4.50円から6.00円に増額修正した。年間配当も同額。 <ST>
配信元: フィスコ

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