川辺、非開示だった今期経常は赤字縮小、未定だった配当は無配継続

　川辺 <8123> [ＪＱ] が2月14日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は1億9400万円の赤字(前年同期は1億5100万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結経常損益が6900万円の赤字(前期は3億8100万円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しを示した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は1億2500万円の黒字(前年同期は2億3000万円の赤字)に浮上する計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比78.4％増の1億7300万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.6％→4.4％に改善した。

株探ニュース