プラッツ、今期経常を35%下方修正、配当も10円減額

配信元:株探
投稿:2022/02/10 15:00
 プラッツ <7813> [東証M] が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比51.2%減の2億5000万円に大きく落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の6億5000万円→4億2000万円(前期は8億7300万円)に35.4%下方修正し、減益率が25.5%減→51.9%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益は前年同期比52.9%減の1億7000万円に大きく落ち込む計算になる。

 業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の33円→23円(前期は32円)に大幅減額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比63.6%減の9900万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の13.5%→4.3%に急低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 福祉用具流通市場におきましては、当第2四半期中に新製品の販売を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大や半導体の需給がひっ迫していることなどの影響で遅延しているため、期初の販売計画が未達となったことなどから、通期業績予想を下方修正いたします。また、今回の業績予想の修正においては、想定為替レートを1ドル=110円から5円円安の1ドル=115円に変更したほか海外物流コスト及び原材料の高騰を反映したものとなります。今後の見通しにつきましては、現時点の事業環境が継続することを仮定としたもので、新型コロナウイルスの感染の拡がりなど、様々な要因により変動する可能性があります。なお、今後の見通しにおける新型コロナウイルス感染症拡大による影響につきましては、「新型コロナウイルスの感染拡大による影響が2022年6月期の一定期間まで継続するもの」としております。

 前述の通期業績予想の下方修正に伴い、期末配当については1株当たり33円から23円へ下方修正しております。なお、当社の配当の基本方針は配当性向30%を目標値としております。(注)上記の業績予想及び配当予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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