キャリインデ、今期経常を11％上方修正・最高益予想を上乗せ

　キャリアインデックス <6538> が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.2倍の7億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9億円→10億円(前期は5.1億円)に11.1％上方修正し、増益率が75.4％増→94.9％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の4.2億円→5.2億円(前年同期は3億円)に23.4％増額し、増益率が39.9％増→72.5％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比2.2倍の2.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の19.1％→31.5％に急上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高においては、引続き新型コロナウイルス感染症拡大の影響があるものの、HR領域においては、転職分野での需要回復、アルバイト・派遣分野での新型コロナウイルス感染症の影響下でも堅調な業界（製造派遣、物流・デリバリー、医療・介護等）の実績を伸ばせていること、また、不動産領域においては、クライアント予算の獲得、ユーザー獲得状況が好調であることに加え、引越しを中心とした付帯サービスの立ち上がり等から、計画を上回る見込みとなりました。利益面においても、利益率の高い事業である転職、Adopt Admin及び不動産領域が伸長していることから、計画を上回る見込みとなりました。本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表当時において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の不確定要素により、実際の業績と異なる場合がありますのでご了承ください。